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開戦極東部隊!知性の狼・ソンギョン登場

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「そーら、高い高~い♪」「わ~い☆」
隣で起こった殺戮がうそのように、前から二両目……極東部隊が守る車両の仲は、楽しげな声で満ち溢れていた。
3年生の少女に持ち上げられ、嬌声をあげる万年1年生怪人、ハツカネズミ女。
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「わ~、モフモフだこの子の手☆」「可愛いよね~あたしも怪人手術してもらえないかなぁ」
熊の手を触られる小さな少女……新参の怪人ホッキョクグマ女。その上をパタパタと同じく1年生のモンシロチョウ女が飛びまわっている。
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「なんでうちで、1年生の怪人どもの研修受けさせるのよ……あの子たちの指揮下に入らないとダメじゃない、戦闘員の立場上!」
「そんな怒るなよ、シュエメイ……お祭りなんだからさ、楽しくやろうよ」「極東……うちは明るく楽しくがモットーだし、東欧のガチガチ頭どもの中放り込むのも可哀想だろ、遊ばせてやんなよ」
背後で話す3人の白戦闘員たち。
その前で、黙って腕組みをし考え込んでいるメガネの頭の良さそうな少女、極東3年筆頭・仙景……ソンギョン。
隣の車両の少女たちの悲鳴や断末魔は聞こえている。
そしてそれが途絶え、ハンターたちがやってくることも分かっている。
だけど、気付かないふりをしなければならない。それが『お約束』だからだ。
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「ソンギョン☆みんなと一緒に遊ぼうよ……いつも難しい顔してるねお姉ちゃん」
「あ……自分は大丈夫です、タナトスシティにつくまでの間、ごゆっくりとなさいませ」
たとえ相手が1年生であろうと、少なくともバトル中は怪人の方が身分が上だ。彼女たちが突撃して死ね、と言われれば死ななければならないし、彼女たちが戦意喪失すれば、戦闘員のリーダーの自分はいっしょに崩れるか、踏みとどまるかの判断をしなければならない。
それに加えて白戦闘員……OGたちの存在だ。ソンギョンにとっては、投げ出したくなるような厄介な環境だった。
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「とはいえなぁ……この鼻たれのクソガキどもに、あたしは守られるの。守らなくちゃいけないの?」
「おい、バトル中はあちらの方が立場が上だ。口を慎め」
頭を掻いて1年生たちの姿を見ているファリンをシュエメイが制する。通常怪人と白戦闘員が同時出撃することは少ない。
それゆえ、この弛緩しきった空気の中にも微妙なパワーバランスの緊迫感が存在していた。
「お、面白いよ、コレ☆……反乱軍側白戦闘員急募。へぇ……総統閣下も色々イベント考えるねぇ。カステヘルミ様の下でやれるんならあたしも応募しよっ」
白戦闘員ジュヨンがスマホを見て歓声をあげる。
業務中のスマホは厳禁なのだが、極東の連中はおおらかである。
各人自由に行動しながらも、それでいてしっかりと一定の規律は取れている……これも3年生の素養の高さもあるがソンギョンのリーダーとしての手腕も大きい。
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「ディイイイイイイっ!」「きゃああああああぁ!」
入口付近から2年生の少女の断末魔が上がる。
一番先に殺されると分かっていながら立っていなければならなかったポジション……2年生の彼女たちの心中は穏やかではなかっただろう。
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「ぐええええっ!……苦しい……やめ……」「んっ……んんんっ……うぶうううぅ!」
無理やり咥えさせられ、口内に射精される少女。目を白黒して少年のモノを飲み干すと、ゆっくりとずるずると崩れ落ちる。
「この……くらえっ!」「ぐふうううっ!」
ちせたんの鋭い膝が美少女の胃を突き刺し、少女は身体をくの字に折った。
強引に敵陣を斬り割いてくる1組の夫婦……決して士気は低くないが、いかんせん侵入者の武力が飛びぬけている。
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「ソンギョン先輩助け……ディいいいいいっ!」
俺は無慈悲に美少女達を殺戮していく。……性格に言うと邪悪な淫気の結晶が美少女の姿を取っているだけだ。
この姿をした少女たちの命は、とうの昔に消滅してしまっている。遠慮などもとより不要だ。
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「お兄ちゃん……やめ……クリちゃん舌で転がさないでぇ」「おちんぽで殺してぇ……」「こんな死にかたイヤぁ!」
キーキーうるさい連中だ。
貴様等の要望聞いてたら、この列車がタナトスシティ駅に着くまでに攻略が終わってしまう。
そしたら駅で待ち受ける大軍勢と、車両の美少女どもの一斉攻撃で潰される。
終点駅を超えて、車両基地に突っ込み、そこの地下道からタナトスシティを目指す。
駅で待機の連中は可哀想だが、千人前後の守備兵の中には数十人の白戦闘員がいるはず。
数十人はさすがに辛いからな。
さあ、目の前の腐れまんこがヒクヒクしてきやがった……とどめだ!
俺はコリっ、と少女のクリトリスを甘噛みする。
「ディイイイイイイいいいいいいっ!」
美少女達の断末魔のハーモニーが響き渡る。これを聞くとやっぱり何ともいえず心が高揚してくる。
やっぱりこいつらはまとめて殺してこそ華だな。
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「マジかよ!……タッくんの野郎クンニだけで5人も一気に2年を殺しやがったぜ!」「……取り乱すな、落ちつけ」
驚きの声をあげる同僚を、氷のような冷たい声で制するソンギョン。
「……100てんとれないんなら70てんとるようにがんばれ。あきらめたらぜったいだめだ……ってにーたんがいってた」
背後からの舌足らずな声に、ソンギョンは一瞬驚きの表情を見せる。
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「ソンギョンはいつもおべんきょう100てんだけど……このバトルは100てんいらないよ。かてなきゃちせたんひとりでもころすとかできるでしょ。3ねんのおねーちゃんたち、からだあっためといたら?」
小さな少女を取り囲んだ3年生の中には、明らかに侮蔑の表情、冷笑を浮かべる者もいた。
ハツカネズミ女のクオリティは戦闘員以下。でも、いつも少年の元ペットと言う事で、お菓子をもらったり遊びに行ったりして無傷で帰ってくる……
正直マスコット以上でも以下でもない怪人だ。下手をすれば3年生一人でも少女を殺すことが可能であろう。
だが……
その幼い目で誰よりも多く、無数の少女の死と少年の修羅のごとき戦い方を見ているはずだ。
変な予備知識がない分……この少女の戦局を見た判断は正しいのかもしれない。
1年生怪人たちに呼ばれ、笑顔でちょこちょこと走っていくハツカネズミ女。
そうなのだ。ソンギョンは何度も自分の無駄な完璧主義のおかげで、少年に苦杯をなめさせられ続けてきた。
自分の出来ることを全員が出来ると判断し、それをもとに戦略を組み立ててしまう悪癖。
100点を取らなくていい……その言葉で、ソンギョンの中で何かが吹っ切れた。
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「よし、ハツカネズミ女様の御判断を頂いた!……3年生、狙うはちせの首ただ一つ!2年が全滅するまでに奴の首を取れ!」
ソンギョンの口調に、全員がハッとなり真一文字に口を結んだ。
全幅の信頼を置く、知性の狼……リーダーのソンギョン。彼女の判断なら何ら異存はない。
殺意のこもった眼で足を踏み出す3年生たち……ゆっくりとちせの元へと走っていく。
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「……なーんてな☆身体暖めろだとよ、うちの大将。よし、レズ勝負やろうぜ、ちせ☆」
「ちせ、カッコイイコスもらったね……怪人になれたんだって、いいなぁ……」
日本本隊と同じ校舎の極東部隊の少女たち……体育や美術の授業が合同で、クラスが隣同士なだけに瞬く間にちせの周りが笑顔で包まれる。
まあいい……ソンギョンは口元に笑みを浮かべ、敵味方の一線を超えずにレズり始める同僚たちの姿を見守る。

まあ……ちせたんの方は白の姉ちゃんたちじゃないし、安心だな。
俺は100人以上いる2年生どもをザクザク殺していくことにしよう。
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